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初めての体験

私の実家は、岸信介、佐藤栄作元首相の生まれた町、子供の頃、選挙カーから降りてこられた岸信介元首相が、私の頭を撫でながら「頑張って勉強しなさいよ」と仰ったことは、白い手袋と共に強烈な記憶として残っている。
そんなことで町の財政は豊かだったようで、町長に当選すると暫くして町長の家の前まで完全舗装が実施されるとかは実際に目にした光景。そういえば中学校のプールは50mの立派なものだった。
その影響かは不明だが、中学校の音楽室に立派なスピーカが鎮座していた。DIATONE 2S-208。

三菱電機とNHKとが共同で開発した中型モニタースピーカシステム。NHK指定の音質監視用スピーカとして中、小スタジオのモニタースピーカーをはじめ、オーディション用、トークバック用として広い用途に使われていたようだ。もちろん兄貴分は名機2S-305。

音楽の先生の名前は藤田先生、音大出身のインテリ(のように見えた)で、指導にも定評があったと記憶している。

そういう先生が、何故か音楽の時間にこのシステムの説明を始めたので、理科系の私としては興味深々、このスピーカの素性からアンプ、プレーヤ(いずれもSONY製だった)のことまで細かく説明、今でも覚えている。
オーディオシステムに興味を持ったのはこの先生の影響かもしれない。

授業の一環なので歌謡曲を聴かせてくれる訳でもなく、クラッシックの名曲を何曲もかけてくれた。その中でも特にムソルグスキー交響詩『禿山の一夜』が記憶に残っており、この曲を聴くと先生の顔が浮かぶ。
あるレベルのシステムで音楽を聴いたのはこの時が初めて。ある日、レコードコンサートとしてこのシステムを体育館に持ち込んでレコード再生、すごい迫力だったな~。
その後、20歳を超えて兄貴分の2S-305を聴く機会があった。既にアルテック、JBLの音に感化された耳には、随分大人しい枯れた音にしか聞こえなかった。
今ならどうだろうか・・・意外としっくりくるようにも思う。
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